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2002.11.24
Web posted at: 07:16 JST
- CNN
ロンドン――英エリザベス女王の夫フィリップ殿下が、故ダイアナ元皇太子妃に対し、「だらしない売春婦」などと呼んだ手紙を書いた疑惑が浮上したが、同殿下は23日、疑惑を否定した。
この疑惑は、同元妃の知人で信仰治療師のシモーヌ・シモンズさん(47)が英紙のインタビューに対し「同殿下から同元妃に届いた手紙を見せてもらったことがある。その手紙は、同元妃のことを『だらしない売春婦、あばずれ』と記述していた」と答えて浮上した。
バッキンガム宮殿が23日発表した声明は「同殿下は、報道されているような侮辱的な言葉を使ったことは一度もない、とはっきりさせることを望んでいる」としている。
シモンズさんによると、疑惑の手紙はクリーム色のA5版の紙に手書きされていたという。しかし同殿下側近は、英PA通信の取材に対し「殿下は、すべての私信を白いA4版の紙にタイプ打ちしている」と話している。
バッキンガム宮殿の声明によると、手紙の原本はなくなってしまったが、同殿下はコピーを保管しているという。しかし同殿下は「手紙はプライベートなものだ」として公開を拒否している。
また声明によると、同殿下と同元妃との間の手紙のやり取りは、「家族の問題を解決するための1つの試みとして」1992年6月に始まった。同年12月、同元妃とチャールズ皇太子が別居が発表されている。