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(回答先: 米軍が水中爆破訓練を実施 島根沖、「安全に留意」 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 11 月 14 日 20:05:27)
11/14 22:06 訓練内容に残る疑問 「米軍としては異例」 社会164
共同
島根県沖で十四日に米海軍が実施した水中爆破訓練では、計画が
十三日に表面化してから、訓練の概要が明らかになるまでほぼ丸一
日かかった。内容も在日米軍の訓練としては異例との指摘もあり、
公表されたような単純な機雷処理訓練だったのか、疑問が残る。
共同通信の取材に対する在日米海軍側の公式回答によると、訓練
を実施したのは、十一日から日本近海で行われている日米共同統合
演習に参加中の米部隊とみられる。
訓練内容については、起爆装置を作動させたが漁業に影響はなく
安全、などとし、単純な機雷除去訓練だとは言及していない。場所
については「公海の深海」としていた。
外務省の発表を加味すれば、訓練はヘリコプターから米軍ダイバ
ーが海上に飛び降り、浮遊する模擬機雷に起爆装置(重さ約四・五
キロ)を取り付け爆破させたということになる。
しかし、軍事専門家によると、浮遊機雷処理はダイバーが活動で
きる浅い水域でしかできないという。
防衛施設庁の担当者も「把握している米軍の過去の訓練の中で、
模擬機雷を使ったケースは聞いたことがない」と指摘する。
また、十四日午前の矢野哲朗・外務副大臣の会見では、訓練は爆
発による音波の伝わり具合を調べるものと説明されていた。それが
夕刻になぜ機雷処理に変わったのか、理由は明らかになっていない
。
米軍の訓練に詳しい別の軍事専門家は「さらに具体的な説明がな
い限り、米側の説明に疑問が残る。潜水艦や航空機までかかわった
高度な訓練だった可能性も否定できない」と話している。
(了) 021114 2205
[2002-11-14-22:06]