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11/14 19:06 東南ア急進派、広く連携 会合にバリ島「首謀者」も 外信101
【ジャカルタ14日共同】インドネシア・バリ島爆弾テロへの関
与が疑われる地下組織ジェマ・イスラミア(JI)による国際テロ
謀議の場と、各国情報機関が指摘していたロビトトゥール・ムジャ
ヒディン(イスラム戦士協会、RM)が、合法野党も含む東南アジ
ア六カ国のイスラム急進派の緩やかな連携を目的に掲げていたこと
が十四日、関係者の証言で分かった。
関係者は、RMの会合に、JIの「精神的指導者」バシル容疑者
のほかバリ島事件の首謀者とされる幹部サムドラ氏(46)=イン
ドネシア東ジャワ州出身=、事件への関与を指摘されるアチェ特別
州独立運動分派のイドリス氏らが参加したと証言。イスラム国家樹
立を目指す非公然闘争を進めるJIが、運動のすそ野を広げる大衆
組織としてRMを活用してきた可能性もある。
関係者によると、一九九九―二○○一年にマレーシアで五回、J
IがRMの「セミナー」を開いた。
参加者は、インドネシアからイスラム国家樹立を目指す反乱の流
れをくむ二つの運動体と、アチェ特別州独立運動の少数分派のMP
―GAM、フィリピンからモロ・イスラム解放戦線、タイ南部の独
立派、ミャンマー軍政に抵抗する少数民族の二団体が加わった。マ
レーシア野党の全マレーシア・イスラム党の指導部も出席した。
JIからはバシル容疑者、サムドラ氏のほか「軍事部門指導者」
ハンバリ氏、フィリピンで爆弾所持で禁固刑判決を受けたインドネ
シア人、同国のイスラム政党「国民信託党」の幹部ら、インドネシ
ア、シンガポール、マレーシアの十数人が参加した。
会合では、サムドラ氏がインドネシア・マルク諸島でのキリスト
教徒との「聖戦」を呼び掛けたほか、MP―GAM戦闘員二十六人
をフィリピンで訓練する計画が話し合われたという。
(了) 021114 1906
[2002-11-14-19:06]