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「テープの声は彼の声」 ビ氏に取材経験のバーゲン記者
2002.11.14
Web posted at: 00:53 JST
- CNN
ワシントン(CNN) カタールを本拠とする衛星放送アルジャジーラが放送したオサマ・ビンラディン氏とされる男性の声のテープについて、テロ取材専門とするCNNのピーター・バーゲン記者は「ビンラディン氏のものだ」と話している。バーゲン記者は、同氏と会見したことがある数少ない欧米の報道関係者。バーゲン氏は12日、以下のように報告している。
私は彼の声は何度も聞いているし、会ったこともある。テープの声は彼の声だ。100%確実ではないが、98%そうだと言える。私はこのテープは本物だと思う。声だけでなく言葉づかいも彼らしいのだ。例えば、(ブッシュ米大統領に対して使った)「ファラオ」という言葉。この言葉は、エジプトのサダト大統領を暗殺したグループも使っていたものだ。
またテープの中には、彼がかつて話していたことが含まれている。
このテープが、本当に彼のものだと仮定してみよう。だとすると、我々は対テロ戦争の新たな局面に入ったことになると思う。この局面では、米国の経済権益は、新たに多数の攻撃を受けるだろう。なぜなら、今回のテープが本物だとすると、つい最近送られたテープも本物ということになるからだ。
つい最近送られたテープは、彼の最高側近のアイマン・アルザワヒリ副官による米国の経済権益に対する攻撃の予告だった。実際、イエメン沖でタンカーが爆破され、バリ島でも爆弾テロがあった。
もし、あなたが米国企業の一員として海外で活動している場合、本気で警戒したほうがいい。彼の言葉は、彼がしようとしていることを知るための信用に足る情報だからだ。
彼が1996年に米国に対して宣戦布告をしたとき、その言葉は見せかけではなかった。98年に彼が「米国のものであれば、軍事拠点も民間施設も区別しない」と言ったとき、それは冗談ではなかった。彼が「米国の経済権益を狙う」と言ったら、私は本当にそれを信じる。
米国の経済権益は、世界中、至るところにある。そしてそれらは警戒を怠っている。今、外国にある米大使館を訪問しようとしても、それは難しい。先日、私はスウェーデンに行って駐スウェーデン米大使館を見たが、それは要塞のようなものだった。しかし、米国の企業などを狙うのはたやすいことだ。
私は、数週間から数カ月以内に、テロ組織アルカイダの活動が活発になると思う。これは大げさな言い方ではない。真実なのだ。