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「首相就任ならアラファト議長を追放」 ネタニヤフ外相が公約
2002.11.13
Web posted at: 13:14 JST
- AP
エルサレム(AP) 来年1月に予定されるイスラエル総選挙で首相への返り咲きを狙うネタニヤフ外相は12日、与党リクードの集会での演説で、首相に就任したらアラファト・パレスチナ自治政府議長を追放するとの公約を明言した。
右派リクードの中でもタカ派として知られるネタニヤフ氏は演説の中で、同議長を自治区から追放することが「新政権の最初の仕事になる」と述べた。
シャロン政権崩壊に伴う総選挙は1月28日に予定されている。ネタニヤフ氏は12月のリクード党首選でシャロン首相と対決する構え。総選挙でリクードが第一党となった場合、ここで選出された党首が首相に就任する。
アラファト議長の追放については米国が反対の立場を取り、シャロン政権も慎重姿勢に転じていた。ネタニヤフ氏は以前から追放を主張、今月6日の外相就任以来さらに発言力を増している。