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(回答先: 来日中の米国防次官、北朝鮮が核保有と推定〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 11 月 08 日 21:07:32)
ダグラス・ファイス米国防次官は8日、福田官房長官、川口外相、石破防衛長官らと相次いで会談し、イラクの大量破壊兵器問題と北朝鮮の核兵器開発問題で妥協を許さない姿勢を強調した。米政府内では、両問題で外交的解決を重視する国務省と、軍事的な強硬姿勢を崩さない国防総省の間で意見の相違があるとされ、9日に都内で開かれる日米韓3か国の外務当局による3国政策調整会合(TCOG)を前に、TCOGのメンバーではない国防総省の立場を明確にする狙いがあったと見られる。
ファイス次官は8日の竹内行夫外務次官との会談で、「大量破壊兵器を保有しているイラクと国際社会は対峙(たいじ)しているという構図(を見せること)が大事だ」と述べ、日米両政府の緊密な連携を訴えた。石破防衛長官との会談では、米同時テロの首謀者とされるテロ組織アル・カーイダとイラクとの間に「高いレベルの関係があった」と指摘した。
同次官の来日について、日米関係筋は「北朝鮮に対して米国の軍事力を誇示するとともに、日本に対しても、米軍のイラク攻撃への環境整備を図る狙いがある」と指摘する。
北朝鮮の核開発問題では、ファイス次官は8日の記者会見で、「国際公約を破って地域の平和と安定を脅かす核開発を続ければ代償が伴うことを北朝鮮は理解すべきだ」と強調した。
北朝鮮が核開発を続ける場合、米国は米朝枠組み合意に基づく北朝鮮への重油供給と、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)による軽水炉建設事業の凍結も視野に入れて対応する考えを示したもので、KEDOの運営で米国に慎重対応を促す「日韓両政府に対するメッセージ」(外務省筋)と見られる。
(11月8日21:34)