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(回答先: 共和党、上院も過半数奪回の可能性 米中間選挙〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 11 月 06 日 16:21:14)
5日投票の米中間選挙は米東部時間6日未明(日本時間同日午後)までの開票の結果、共和党が予想以上に得票を伸ばし、上下両院で過半数を獲得し、歴史的勝利を収める見通しとなった。共和党が政権与党として中間選挙で上下両院を制するのは史上初。上院の支配権を喪失した民主党は惨敗を喫した。
昨年9月の米中枢同時テロ後の初の国政選挙となった今回選挙での共和党の勝利は、テロとの戦いを続け、対イラク攻撃を目指すブッシュ大統領が国民から信任されたことを意味しており、大統領は2004年の大統領選での再選に向け、政治的基盤を強固にした。
大統領は今後、低迷する経済の立て直しが急務となるが、対テロ戦の推進やイラク問題、北朝鮮への対応など内外政で一層強力な指導力を発揮することになりそうだ。
共和党は同時テロなどを背景に選挙戦で「国家の非常時」を強調。こうした旗頭の下に国民が結集する形で中間選挙は政権与党に不利というジンクスをはね返し、予想以上の強さを見せた。
AP通信によると、同6日午前零時(同6日午後2時)段階で、全議席改選の下院(定数435)で共和党が過半数の221議席の当選・当確を決めた。
34議席が改選された上院(定数100)では、共和党がニューハンプシャー、ジョージア両州など激戦区で勝利。APによると、獲得議席は非改選議席を含め50に達した。上院は副大統領が議長を務めるため、これでチェイニー副大統領を擁する共和党は支配権を得ることになった。
36州で行われた州知事選でも、フロリダ州でブッシュ大統領の実弟ジェブ・ブッシュ知事が当選するなど、劣勢が予想された共和党が健闘した。
経済問題などで共和党攻撃の決め手を欠いた民主党は伸び悩んだ。ダシュル上院院内総務、ゲッパート下院院内総務ら民主党指導部は今後、責任を追及されそうだ。
今回の中間選挙は共和、民主両党の大接戦になると予想されていたが、ブッシュ大統領が投票前日まで激戦区をくまなく訪問し、共和支持層の票を掘り起こすことに成功した。(共同)