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(回答先: ダライ・ラマがモンゴル訪問 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 11 月 05 日 20:06:25)
11/05 18:45 ダライ訪問に中国報復か 国境鉄道の運行制限 外信77
【ウランバートル5日共同】モンゴル政府高官によると、中国政
府は五日、モンゴルと中国の国境をまたぐ鉄道便の運行を「技術的
理由により」制限するとモンゴル政府に通告した。チベット仏教最
高指導者のダライ・ラマ十四世が四日モンゴルを訪問したことに対
する報復措置とみられる。
通告は、中国・内モンゴル自治区のフフホト、エレンホトの二都
市とウランバートルを結ぶ列車、エレンホトとモンゴルのザミンウ
ドを結ぶ列車、および両国間の貨物便を「無期限に」ストップする
とした。北京―ウランバートル―モスクワを結ぶ国際列車は通常通
りの運行を認める。
中国側は通告の中でダライ・ラマ訪問との関連には触れなかった
が、孔泉・外務省報道局長は五日の定例会見で「宗教を隠れみのに
した祖国分裂活動に反対する。ダライに演壇を提供しないようモン
ゴルに求める」と述べ、報復措置であることを示唆した。
ダライ・ラマのモンゴル訪問は一九九五年以来、七年ぶり五回目
。五日はウランバートル市内のチベット仏教寺院ガンダン寺を訪問
し、信仰のあついモンゴル国民と交流した。
中国は通告に基づき五日、ウランバートル発エレンホト行きの列
車を国境で止め、約五百人の乗客は車に乗り換えて国境を越えよう
としているという。
モンゴル外務省によると、ダライ・ラマは当初ロシアか韓国経由
で入る予定だったが、中国の圧力があったためか両国政府がビザを
発給せず、日本経由で訪問した。中国政府は事前に日本政府にも滞
在を認めないよう求めていた。
(了) 021105 1844
[2002-11-05-18:45]