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4日付の保守系米ワシントン・タイムズ紙は、2週間前にパキスタン国内で逮捕された同国人医師アミル・アジズ容疑者(46)が昨年12月にウサマ・ビンラーディン氏を治療し、同氏の生死を把握している可能性があるとみて、米捜査当局が取り調べていると報じた。
同紙によると、米捜査当局は、ビンラーディン氏は腎臓病を患っているほか、胸部を負傷したとみているが、潜伏中か既に死亡しているのかは不明としている。
米情報当局は、ビンラーディン氏が生存の場合、同容疑者が健康状態の詳細を把握している可能性があるとみている。
同容疑者は2年前にもビンラーディン氏を治療した経験がある。米連邦捜査局(FBI)は、ビンラーディン氏がアフガンの山岳地帯トラボラを脱出してパキスタン側の国境地帯に逃れた後、昨年12月にも同容疑者がビンラーディン氏を治療したとみている。
アフガンで拘束されたテロ組織アルカーイダのメンバーの供述から同容疑者が浮かび、パキスタン軍の情報機関とFBIがラホールで同容疑者を逮捕した。(共同)
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