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【ワシントン佐藤千矢子】米連邦議会の上下両院議員、州知事などを選ぶ中間選挙は5日朝(日本時間同日夜)から投票が始まり、即日開票される。01年1月にブッシュ共和党政権が発足してから初めての全米レベルの選挙であり、同時多発テロ(昨年9月)後の米国社会の民意の行方が注目される。選挙結果は、「ユニラテラリズム(単独行動主義)」と批判されがちなブッシュ政権の今後の政策にも影響を与えそうだ。
ブッシュ政権がイラク攻撃の準備を進め、米経済の減速傾向が強まる中、選挙戦は安全保障と経済が2大争点となった。共和党は60%前後のブッシュ大統領の高支持率などを追い風に上下両院の支配を狙い、民主党は政権の経済政策を批判して対抗してきた。
最終盤情勢によると、下院は共和党が多数派を維持するのがほぼ確実だ。一方、先月25日にミネソタ州の民主党現職候補が事故死し、共和、民主両党が同議席となった上院は大接戦が展開されており、勝敗の行方は混とんとしている。
上院は定数100(共和党49、民主党49、無所属1、欠員1)のうち34議席(共和党20、民主党13、欠員1)、下院は定数435(共和党223、民主党208、無所属1、欠員3)の全議席、州知事は50州(共和党27、民主党21、その他2)のうち36州(共和党23、民主党11、その他2)が改選される。(毎日新聞)
[11月4日21時21分更新]