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【ロスカボス26日共同】
パウエル米国務長官は26日、メキシコのロスカボスで日米韓首脳会談終了後に記者会見し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との協議再開の見通しについて「北朝鮮側と会う計画はない」と述べ、核開発計画を廃棄しなければ協議を再開できないとの立場をあらためて強調した。
国務長官は11月上旬に韓国を訪問し、北朝鮮の核開発問題について協議することも明らかにした。米政府高官は「訪日の日程はまだ入っていない」としているが、日本に立ち寄る可能性もある。国務長官はまた、北朝鮮の核開発問題を日米韓3カ国だけでなく、中国、ロシアを含めた周辺国と密接に協議し、平和的に解決する方針を表明した。さらに、北朝鮮に核開発計画を放棄させる点について「国際社会は北朝鮮に圧力を加えることで一致している」と述べ、北朝鮮に対する外交圧力を強める考えを強調した。 (14:54)