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(回答先: モスクワの劇場占拠 ペルー人質事件でも交渉 赤十字のミニグ駐ロ代表 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 10 月 25 日 19:37:45)
10/25 17:49 アルカイダとの接点も 占拠のチェチェン武装勢力 外信110
共同
モスクワの劇場占拠事件の犯行グループとみられるチェチェン武
装勢力は、チェチェン共和国からシルクロード沿いの中央アジア、
中国の新疆ウイグル自治区へと広がる、広範なイスラム武装勢力の
ネットワークに連なっている。ウサマ・ビンラディン氏の国際テロ
組織アルカイダとのつながりも繰り返し指摘され、ロシアによる「
対テロ戦争」の対象となっている。
占拠事件発生の翌二十四日、ロシアのプーチン大統領は、事件は
国外で準備されたとの見方を示した。この発言がアルカイダとの連
携を指すのかは不明だが、国際テロ組織を強く意識していることは
間違いない。
チェチェンでは過去に、ビンラディン氏の資金提供を受けたゲリ
ラ訓練施設の存在が指摘された。インタファクス通信によると七カ
所の訓練施設が設立され、一九九九年、ビンラディン氏も極秘に訪
れたとされる。
現在、チェチェン武装勢力の拠点となっている隣接するグルジア
の北東部パンキシ渓谷に潜む約千人の兵士の中に、アルカイダと関
係する者がいる、とロシアはみている。
米中枢同時テロ後、ロシアは「対テロ」を前面に押し出して、チ
ェチェン攻撃を徹底。ブッシュ米政権も、グルジアに潜伏するアル
カイダなどテロ組織掃討を支援するため、同国に特殊部隊の教官団
を派遣した。今回の劇場占拠犯の中には、このロシア軍の攻撃で家
族を失ったと主張する女性らが含まれているという。
チェチェン武装勢力は、消滅したアフガニスタンのタリバン政権
と相互に゛国家承認″していたほか、タジキスタンの情報筋などに
よると、ウズベキスタンの反政府組織とも共闘を協議していた。同
時テロ後、アフガニスタンやパキスタン北西部で米軍などとの戦闘
で死亡したアルカイダ兵士の中にも、チェチェン人がいたと伝えら
れている。(共同)
(了) 021025 1749
[2002-10-25-17:49]