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(回答先: マッチポンプ説は異議あり。 投稿者 Ddog 日時 2002 年 10 月 22 日 20:26:30)
アメリカ政府とて、出来れば金正日体制を崩壊させて朝鮮半島全体を自分の勢力圏下に置きたいでしょう。
しかし現在の北朝鮮は事実上アメリカと中国・ロシアとの緩衝地帯の役割を持っていますから、下手に金正日体制が壊れるとアメリカの勢力拡大を嫌う中国・ロシアとぶつかることになるので余り急いでもいけない。
では、イラク問題で忙しいこの時期にアメリカは核開発問題を持ち出し、何でわざわざ仕事を増やすようなことをするのか。
その辺のアメリカの真意を測りかねて、皆んな迷っているようにみえます。
イラクが先か、北朝鮮が先か、或いは両方いっぺんにやるのか、と。
ブッシュ大統領に直接聞く訳にも行きませんし結局は推測(憶測?)なんですが、
何やかやと大声で叫んでいますがアメリカ政府はさほど本気でもない。
そして核開発問題を持ち出して北朝鮮の危険性をあおり、その上「核ミサイルで日本攻撃できるぞ」と発言することで一生懸命圧力をかけているのは北朝鮮ではなく、むしろ日本が対象ではないかと思えるのです。
「核弾頭は重すぎて『ノドン』にはつけられないから攻撃は不可能」
と、あっさり否定されるニュースも流れていましたが。
また金正日にしても実際に撃つ気は無いでしょう。核攻撃で日本が壊滅したら金が取れなくなりますからネ。
とすると、これまで色々出てきた中であっしらさんの意見が一番真実に近いのではないか。そう思います。
なんにせよ、日本が出した金が金正日のポケットに入るか、北朝鮮を経由してアメリカに流れるかだけの話です。韓国の大統領選挙が終るまで、正常化交渉は引き延ばしておいた方が良いでしょう。