現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
米国は、国連安全保障理事会の常任理事国に対し、イラクに大量破壊兵器の武装解除を求める新たな決議案を正式に提案した。
決議案は決定されたわけではないが、一部の譲歩を盛り込んだ新決議案提出が、イラク問題をめぐる安保理常任理事国5カ国の間の約1カ月に及ぶ対立に打開の糸口を与えると期待されている。
21日の非公式会合に参加した外交官によると、米国の決議案の原案に真っ向から反対していたフランスは、独自案を提案せず、米国案をもとに他の常任理事国との交渉に臨む考え。
米政府は先週、対イラク武力行使を承認する明確な文言を決議案から外したが、イラクに対して「深刻な結果につながる」可能性を警告した文言は残している。
また、イラクは国連の決議に「実質的に違反」しており、新たな決議に違反すればさらに違反を重ねることになる、との文言を残している。
フランス、ロシア、中国の間には、こうした文言が、非正規の軍事行動の引き金になるのではないか、と懸念する見方があるという。