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(回答先: 米英の修正案、ロシアが前向きに検討する姿勢 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 18 日 16:16:25)
【ニューヨーク17日=勝田誠】イラク問題に関して国連安全保障理事会が17日まで2日間開いた公開協議では、70か国近くの代表が演説したが、対イラク強硬姿勢の米国に批判が集中した。公開協議は、安保理決定を左右するわけではないが、米国が強硬な米英決議案を修正し、妥協する圧力ともなったようだ。
異例の公開協議は、安保理常任理事国が対イラク新決議案を巡って水面下で協議を行っているため、発言の場を求める非同盟諸国会議の呼びかけにより、開かれたもの。
この中で、エジプト代表は、「安保理は差別や二重基準を排した最高度の客観性をもって責任を果たし、軍事対決の道を避けるべきだ」と米国の親イスラエル外交を批判。さらに、「大国が国際法と国連の諸原則を守る知恵を持って初めて世界秩序は保たれる」(パキスタン)、「対イラク軍事攻撃につながる、いかなる対決も拒否」(アラブ首長国連邦)などの発言が相次ぎ、湾岸危機でイラクに侵攻されたクウェート代表も「武力行使は最終的な手段であり、安保理決議に沿ったものでなくてはならない」と述べた。バリ島爆弾テロが起きたばかりのインドネシアも「イラクが大量破壊兵器を廃棄すべきだが、軍事攻撃は回避しなくてはならない」とした。
(10月18日22:15)