現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
中国がパキスタンと共同で新型の国産戦闘機「超7」(FC1)を開発、このほど生産を開始した。外交筋によると、今後、約150機をパキスタンへ輸出する見込みで、両国の軍事的な強い協力関係を裏付けている。パキスタンとの緊張が高まっているインドを刺激しそうだ。
中国の航空雑誌「環球飛行」10月号などによると、超7は「国際需要に基づき中国が初めて市場経済メカニズムにのっとり開発した」輸出向け戦闘機。中距離ミサイルの発射能力を備え「21世紀の作戦環境」に対応できる性能を持つ。9月16日に四川省成都市の中国航空工業第一集団で生産を開始、2003年に第1号機が飛行予定。
外交筋によると、超7は中国が長く生産してきた戦闘機、ミグ21の後継機で、エンジンはロシア製。パキスタンが開発費の3−5割を出資しているといわれる。スホイ27やF16には性能的に劣るものの、安価で小回りが利く特徴があり、中国はパキスタンのほかイランやアフリカ諸国など途上国への輸出を狙っているとみられる。
中国は自国用の次期主力戦闘機として、超7より高性能の「殲10」の開発をほぼ終え、テスト飛行段階に入っている。(共同)