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10/15 16:33 アルカイダの犯行と確信 バリ島爆弾テロで米大統領 外信55
【ワシントン15日共同】ブッシュ米大統領は十四日、インドネ
シア・バリ島爆弾テロがウサマ・ビンラディン氏のテロ組織アルカ
イダによる犯行との見解を示し、インドネシアのメガワティ大統領
にテロ対策の強化を求めた。
アルカイダ掃討作戦を続ける米国の大統領が直々にアルカイダ関
与に言及したことで、インドネシア政府は国際社会からより徹底し
たテロ対策の実施に向け、強い圧力を加えられることになりそうだ
。
人口の九割を占めるとされるイスラム教徒の反発を懸念、本格的
なテロ対策に及び腰だったメガワティ大統領は、国際社会の圧力を
前に、難しいかじ取りを迫られる。
一方、バリ島の警察当局者は十五日、テロ直後の十三日に地元警
察が島内でパキスタン人十人を無許可の演説を行った資格外活動の
疑いで事情聴取した、と語った。爆弾テロやアルカイダとの関連を
聴取したもよう。
ブッシュ大統領は十四日、ホワイトハウスで記者団に「アルカイ
ダの仕業と考えざるを得ないだろう。手口から見てイエメンでのフ
ランス船の爆破、クウェートでの米海兵隊員への攻撃を含め(アル
カイダの)国際的な細胞が行ったと信じている」と述べた。
ビンラディン氏の消息について、大統領は「分からない」としな
がらも「この事件によって、アルカイダを野放しにすることが世界
にとっていかに危険であるかがあらためて分かった」と述べ、今後
、世界規模でアルカイダ摘発を徹底的に進める必要性を指摘。メガ
ワティ大統領に対しても「テロリストを国内に解き放つ国は弱体化
するということを指導者は認識してほしい」と語った。
ホワイトハウスによると、ブッシュ大統領は同日、バリ島爆弾テ
ロで多数の犠牲者を出したオーストラリアのハワード首相と電話会
談し、犠牲者に対する哀悼の意を伝えた。メガワティ大統領とも近
く会談する方針。
(了) 021015 1633
[2002-10-15-16:33]