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バリ島 ジェマ・イスラミア関与か 東南アジアの反米地下組織 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 10 月 14 日 19:32:44:

(回答先: 豪政府が安保会議招集 テロ事件で対応協議 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 10 月 14 日 19:31:57)

10/14 16:55 ジェマ・イスラミア関与か 東南アジアの反米地下組 外信30
共同
 世界的観光地インドネシア・バリ島の爆弾テロの犯人像は特定さ
れていない。しかし、欧米人を大量殺害する、同国で例を見ない事
件形態から、反欧米思想を持つ国際武装組織の関与が疑われる。中
でもアルカイダとの関係が指摘される東南アジアのイスラム地下組
織「ジェマ・イスラミア(イスラム共同体)」に、各国情報機関の
注目が集まっている。                    
 シンガポール当局などによると、ジェマ・イスラミアの組織はシ
ンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン南部に及ぶ。
 これら地域は隣り合っており、マレー系民族のイスラム教徒が多
いという共通点がある。かつては一つの海域交易圏を形成していた
が、欧米諸国に植民地化され、分割された歴史を持つ。     
 ジェマ・イスラミアは、この地域の親欧米政権を打倒し、単一イ
スラム国家「ヌサンタラ(群島)」に統合することを目指している
とされる。                         
 組織の精神的指導者と目されるのがインドネシア・ムジャヒディ
ン(イスラム戦士)評議会のアブ・バカル・バシル議長だ。   
 バシル氏は一九八五年から九九年まで亡命中のマレーシアで「聖
戦」などのイスラムの教えを説き、教え子がボスニア・ヘルツェゴ
ビナや、ソ連占領下のアフガニスタンへ行き戦ったと語っている。
 米国のアフガン攻撃以降、押収資料などから、バシル氏の「教え
子」による米国公館などへの攻撃計画があったとして、東南アジア
各国で摘発が相次いだ。                   
 しかし、インドネシア治安当局は「証拠がない」として、バシル
氏に対し強制捜査は行っていない。              
 この背景には、メガワティ大統領が、世俗政党とイスラム政党の
微妙なバランスの上に政権を維持している事情がある。     
 同国のイスラム教徒の多くは穏健派だが、三百数十年の植民地支
配の歴史から、欧米への警戒感は残り、パレスチナ問題やイラク攻
撃計画をめぐり、反米感情が広がる兆しもある。        
 そこにイスラム急進派が浸透する基盤がある。        
 バシル氏は共同通信に、米軍の「対テロ作戦」が東南アジアに及
べば「聖戦」で対抗するとの考えを表明した。         
 住民によると、今回爆破されたディスコは外国人は入場無料だが
、インドネシア人からは入場料を取っていたという。客の大半は外
国人、とりわけ「欧米人」である隣国オーストラリアの人々だ。同
国はアフガン攻撃に参戦。また、東ティモール独立を支援した国と
して反感を持つインドネシア人は多い。(クタ共同=米元文秋) 
(了)  021014 1654              
[2002-10-14-16:55]

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