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(回答先: Re: それ、いいアイデアですね。 投稿者 エイサー 日時 2002 年 10 月 12 日 09:55:45)
世の中の問題は、「フレーム」といいますか、背後にある意思、全体像のようなものがわかるときには、根治療法的な対処が可能ですが、それがわからないときは、症状の一つ一つに対して対症療法的なもので解決するしかないみたいです。
今の状況でいえば、ほとんどが専門分野の知識が必要な案件として出されてきているような感じです。これでは、スピード的にも(マス・メディアのアリバイ工作的な”事後”批判のようなものも含め)、市民が問題を共有するということにおいても、そこから戦略を立てるということにおいても、とても追いつけないような状況にあるような気がします。どうしても、それに対抗できるような専門知識と分析力を持った集団が必要なような気がします。これは本来、「ジャーナリズム」の責務の一つでもあるんですが、その現況はお寒いばかりとしか言えない状況だと思います。また、今後も彼らには期待はあまり持てないばかりか、今はそんな悠長なことを言っている場合でもないような気もします。巨大な歯車的な、”アングロサクソン的”な、システム的な流れにそうような攻勢をかけられている感も否めません。
NPO的なシンクタンクを作るのは、設立費用の面でも、またその人員の面でも難しい問題が沢山あるように思います。
何故それが難しいのか、と考えることでも、今の状況の問題の一面がわかってくるような感じです。
無意味だった「政党助成金」を「市民対抗組織助成金」にしたいものですが、インターネットをうまく使えば、たとえば、世の中に分散している有志から、情報や意見や対策などを得、それを体系的に、公開できる形(一般市民がアクセスしても、よくわかるような構成や、また内容)でまとめることが可能なようなシステムを運営できれば、けっこういい線いくと思えるのですが。<阿修羅で一度やってみては?