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政府系の国際石油開発(本社・東京)は11日、同社やエクソンモービルなどの国際企業連合が試掘しているカスピ海北部のカザフスタン沖で、新たな油田が確認されたことを明らかにした。東に隣接する場所では推定可採埋蔵量70億〜90億バレルという巨大な「カシャガン油田」が見つかっており、この地域が有望な油田地帯である可能性がさらに高まった。
国際企業連合には7社が参加し、国際石油開発は8.33%の権益を持つ。「北カスピ海沖合鉱区」は東西の2地区からなり、新油田は西部地区の「カラムカス構造」で発見された。1本目の試掘で日量2300バレルの原油を産出した。
東部地区で見つかったカシャガン油田は、05年末にも生産が始まる見通し。国際企業連合はカシャガンの開発の進み具合をみながら、カラムカスの埋蔵量の本格調査を実施する方針。
カスピ海の石油開発は、米国が同時多発テロ後、脱中東政策を進めていることもあり、中東産原油への対抗軸として活発化している。
(07:28)