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【オスロ11日=渡辺覚】ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、2002年のノーベル平和賞をジミー・カーター元米国大統領(78)に贈ると発表した。授賞理由は、大統領在任中の中東和平合意や、退任後に各地で関与した和平調停の働きなど「国際紛争の平和的解決」への貢献。同委員会はそのうえで「(同氏への)授賞は現在の米政権への批判と解釈されるべきだ」とする異例のコメントを発表。対イラク攻撃を辞さない構えのブッシュ米政権を強く批判した。
1977年、第39代大統領に就任したカーター氏は78年、エジプト―イスラエル間の歴史的な「キャンプデービッド合意」を調停。中国との全面的な外交関係の回復や、国内外の人権問題の解決にも多大な貢献をした。
80年の大統領選でレーガン氏に敗れて退任した後も、アジア、アフリカ諸国でギニア病の根絶キャンペーンを展開したほか、南北朝鮮首脳会談の仲介やボスニア・ヘルツェゴビナ和平調停、インドネシア総選挙の監視業務などに精力的に取り組んだ。
賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億3000万円)。授賞式は12月10日、オスロ市庁舎で行われる。
(10月11日22:24)
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テロ支援国と名指しする国へ、強大な武力をもって強制的に変革を押しつけようとするブッシュ外交から変革するために、現に存在する平和外交の「良いお手本・先輩」として、ブッシュ氏とその側近の高官は、少しはカーター元大統領の平和外交の手法の爪の垢でも煎じて飲んだほうが、よっぽど米国自身及び世界平和のために貢献できるはずですが。
選挙対策と思われるような米国人への大衆受けする好戦的なブッシュ外交を根本から変えるには、大統領選挙の中間選挙の上院でまず民主党が勝利を得ることが必要でしょう。
以下のサイトに中間選挙速報があります(日本語です)
http://usembassy.state.gov/posts/ja3/wwwh3elec2002.html