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隕石(いんせき)の大気圏突入を核兵器による攻撃と勘違いした国が、報復のため核の発射ボタンを押す恐れがあると、米戦略空軍のサイモン・ウォーデン副司令官が3日、連邦議会下院の科学小委員会で証言した。こうした事態を避けるため「小惑星警戒情報センター」を北米航空宇宙防衛司令部内に設けるという。
数メートル級の隕石は月に2、3個大気圏に突入している。その際の光や音響が核攻撃の場合とよく似ていることもある。
副司令官は、6月に地中海上空で、隕石が広島型原爆と同程度のエネルギーを出して燃え尽きたと指摘。「突入時間が少し早かったら、印パ国境地帯の上空だった。双方がパニックに陥って核のボタンを押す恐れもあった」と証言した。
同センター設立で、軍事衛星で得た隕石突入情報を、1分以内に各国へ提供できる体制を整えたい考えだ。
(11:55)