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【ワシントン2日=永田和男】
フライシャー米大統領報道官は2日、対イラク攻撃を容認する議会決議案の文言修正で政権と下院指導部の間で合意が成立したと発表した。修正案は先月に政権が提示した原案に比べ、〈1〉武力行使の際は改めて議会に通告する〈2〉武力行使の範囲を「(中東)地域」でなくイラクに限定する〈3〉大統領は60日ごとに議会に情勢報告する――など、大統領の権限に一定の制限を課す内容となっている。
下院国際関係委員会は2日中に同案について審議入りする。一方、上院指導部は政権側と決議案の修正協議をなお続けている。
(10月3日01:57)