現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
【カブール28日=関泰晴】28日午後9時(日本時間29日午前1時半)すぎ、アフガニスタンの首都カブールの米国大使館付近のアパートが建ち並ぶ住宅街で爆発があり、爆風で建物の窓ガラスが割れるなどして少なくとも3人が負傷した。
カブールの警察当局は、住宅地に隣接する軍事施設を狙った爆弾テロと見て調べている。
現場は、米国大使館から500メートル離れた住宅街。アフガン暫定政府の国防省情報局の建物が隣接しており、壁で仕切られている。ビンの中に爆薬が入れられ、住宅街の車庫付近のごみ置き場に仕かけられていた模様で、爆発で現場の地面に穴が空き、爆風により向かい側のアパート3棟の窓ガラスの大部分が割れた。
警察当局によると、犯人は、当初は米国大使館の爆破テロを狙ったものの、警備が厳しかったため、標的を変更した可能性があるという。
アパートの住民のインジナリ・ユーセフさん(50)は、「家でテレビを見ていたら、大きな爆発音が聞こえ、窓ガラスが割れた。市民を恐怖に陥らせようとする卑劣なテロ行為は許せない」と話していた。
カブールでは、今月5日にも中心部の繁華街で爆弾テロがあり、30人が死亡している。
(9月29日05:11)