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【ワシントン27日共同】
米英両国はこのほど作成した国連安保理での対イラク決議案の草案で、フセイン政権に対し、査察の際には大統領宮殿を含むすべての施設への立ち入り調査を要求、その可否の返事の期限を7日間としていることなどが分かった。米主要メディアが27日伝えた。
フセイン政権にとっては、受け入れが極めて困難な厳しい内容で、このまま安保理が同決議案を採択すれば、米国によるイラク攻撃の可能性が高まることは確実だ。
決議案は(1)大統領宮殿やモスク(イスラム教寺院)を含むあらゆる施設への立ち入り調査の実施と、それを受け入れるかどうかの返答を7日以内に行う(2)大量破壊兵器開発計画の有無を30日以内に開示する(3)(核技術者らの)聞き取り調査はイラク国外で実施することも認める−などの内容。
また発見された化学兵器など大量破壊兵器と関連物質、施設については、「完全に破壊する」と規定している。