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イラクの反体制組織関係者は、フセイン大統領が、米国による攻撃に備えて、バクダッド周辺に防空ごうを整備するとともに、共和国防衛隊の命令系統を中央に集中させるなどの措置を講じていることを明らかにした。
反体制組織、イラク国民会議(INC)の関係者はロイター通信に対し、約6万人規模の共和国防衛隊が、首都周辺で30キロ程度の防空ごうを整備したと述べた。特に、ヨルダン側の国境に向いている方向やクルド人居住地域に集中しているという。
兵力の配置や再編については、第3者からの確認は取れていない。INCはイラク国外に拠点を持つが、国内にも構成員がいると主張している。
この関係者は、「現在、共和国防衛隊の師団は独立しており、サダム(・フセイン大統領)の直接指揮下にある。(大統領は)権限を拡大しており、謀議のリスクを最小限に抑えるために、複数の司令官を解任した」と述べた。