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【エルサレム22日共同】
イスラエル軍は22日夕(日本時間23日未明)、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラにある自治政府議長府の施設破壊を中止、ブルドーザーを敷地内から撤退させた。イスラエル放送などが伝えた。
軍高官は「建物を破壊する活動は終了した」と述べた。自治区での抗議デモの拡大や、米国など国際的な批判の高まりが理由との見方が出ている。
しかし、軍は議長官邸内にいる指名手配者の投降をあくまで要求しており、厳しい包囲は続ける方針。パレスチナ側は投降を拒否する姿勢を変えておらず、にらみ合いが続く緊迫した情勢は変わっていない。
イスラエル軍は同日夜、官邸内にパンや水などの食料や日用品を提供、軍の包囲によるアラファト議長監禁は再び長期化する懸念が高まっている。
軍は19日夜に議長府内に侵攻して以降、議長執務室がある官邸の棟を残して議長府施設のほとんどを破壊した。 (08:00)