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(回答先: イラク攻撃、開戦準備出来ていると米中央軍司令官〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 22 日 22:26:16)
【ワシントン22日=永田和男】
22日付米紙ワシントン・ポストは、ブッシュ政権が狙う対イラク軍事作戦に関して、フセイン大統領とその政権を支える人物や機構に焦点を絞った極めて集中的な攻撃を行う作戦方針が、米国防総省内で固まりつつあると伝えた。この結果、50万人を動員して大規模な地上軍の侵攻を行った湾岸戦争とは、かなり異なった形の戦争となる見通しという。
国防総省当局者や軍事アナリストへのインタビューに基づいたもの。
同紙によると、地上軍投入に先立つ空爆も湾岸戦争時の5週間に対して「短くて1、2日。長くて2週間」にとどめ、産業基盤や同国軍兵士は対象とせず、大統領宮殿や共和国防衛隊施設、秘密警察本部など権力の中枢となる「体制標的」を集中攻撃する。複数の空軍幹部は、今回の作戦でイラク軍のコンピューターや通信を妨害する指向性エネルギー兵器などの新兵器が投入される可能性があるとしている。
飛散の恐れがある生物・化学兵器については、貯蔵施設の爆撃は避け、まず、最も懸念されるイスラエル攻撃を防ぐためミサイルなど運搬手段を破壊した後に、処理を行うとしている。
投入される地上軍は、計10万人程度。生物・化学兵器への対応なども想定し、特殊部隊の比重を高め機動性を重視した編成になるという。
米国家安全保障会議(NSC)のショーン・マコーマック報道官は21日、トミー・フランクス中央軍司令官が今月初めにブッシュ大統領に計画案を提出したことを確認。「大統領の前にはいくつかの(作戦の)選択肢があり、検討中だ」と語ったが、米政府は作戦内容については言及を避けている。
(9月22日22:40)