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日朝両国政府は中国・大連で事務レベル協議を開き、10月の国交正常化交渉再開に向けて日程や議題などの具体的調整に着手した。17日の小泉純一郎首相と金正日総書記の首脳会談後、両国政府関係者が直接、接触したのは初めて。日本側は交渉再開に当たって日本人拉致事件の真相解明を重視する方針を伝えたもようだ。
協議は21、22の両日開かれ、日本側から外務省の田中均アジア大洋州局長と平松賢司北東アジア課長らが出席。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)側も外務省局長級幹部が出席したとみられる。
政府は拉致事件での被害者家族の不満や北朝鮮への世論の強い反発から今後の交渉では拉致事件の真相解明が欠かせないとの立場で、(1)拉致被害者の死亡経緯などに関する詳細な情報提供(2)被害者家族の平壌訪問の日程――などが議題に上ったもようだ。
正常化交渉の再開に合わせて10月中にも立ち上げる「日朝安全保障協議」などの具体化でも調整に入った。 (20:32)