現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
[ワシントン 11日 ロイター] 米同時多発テロから1年の11日、米国の内外で、安全を懸念させる事件が続いた。ただ、陸・海・空で厳戒態勢が敷かれるなか、総じて大きな混乱には至っていない。
ドイツの在ハンブルク米国総領事館では、白い粉の入った郵便物が届けられ、新たな炭疽(そ)菌事件かと心配されたが、その後間もなくこの白い粉は砂糖だと判明した。
米国務省の当局者によると、白い粉の入った不審な郵便物は、ドイツやデンマーク、イタリア、ルクセンブルクの米大使館や在外公館にも届いており、現在、内容物について確認が行われている。
一方、米国内では、乗員乗客99人を乗せたメンフィス発ラスベガス行ノースウエスト航空機が、乗客4人が不審な行動をとったとして、アーカンソー州の空港に緊急着陸した。
同機は無事着陸し、当局は現在、4人の聴取を行っている。
また、その後、ヒューストン発のアメリカン航空機が、武器を携帯している人物を機内で目撃したとの乗客の情報から、出発地に引き返す騒ぎも起こった。
さらに、オハイオ州コロンバスでは、州施設の外に駐車された車両に爆発物らしきものがあるのを爆弾探知犬が突きとめ、施設の職員が避難した。
この車両の持ち主は、徒歩で現場を立ち去るのを目撃されており、事情聴取のため拘束された。
また、ニュージャージー州では、米沿岸警備隊がリベリア籍の貨物船から放射能反応を検出し、沖に誘導する出来事もあった。(ロイター)
[9月12日15時8分更新]