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【ニューヨーク11日共同】
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、大量破壊兵器開発を理由にイラクに対する軍事行動への支持を求めているにもかかわらず、米政府はこれら兵器の能力に関して各情報機関にまたがる総合的な最新評価をまとめていないと報じた。
米上院、政府の当局者が同紙に明らかにしたところでは、中央情報局(CIA)のテネット長官らは10日、上院での秘密説明会で、イラクの核・化学・生物兵器の能力などについて現在、最新の評価文書をまとめている段階だと述べた。既にある評価文書は約2年前のものという。
上院情報委員会のリチャード・ダービン議員(民主党)は「9月11日の教訓はどこへ行ったのか。戦争開始について(議会の)決定を下すのに不可欠な情報評価文書作成の共同作業をまだしていない」と情報機関の怠慢を批判した。
各情報機関は内部や相互の連携の悪さから、米同時テロの事前情報を生かせなかったと問題になったばかり。 (14:07)