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09/10 16:29 訪朝は「政治的危険性」も ベーカー駐日米大使 外信55
米国のベーカー駐日大使は十日、都内の日本外国特派員協会で講
演し、小泉純一郎首相の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)訪問と
金正日総書記との首脳会談について「日本の外交が国際社会でリー
ダーシップを発揮する可能性を示す良い例」と評価する一方、小泉
首相にとって「政治的な危険性」もあると指摘した。
大使はさらに、日朝の非公式交渉を「一年ぐらい前から知ってい
たが、首相自身の訪朝決断を初めて知ったのはアーミテージ国務副
長官が(八月下旬に)小泉首相と会談した時だ」と述べ、米側が日
朝交渉の進展を注視していたことを明かした。
米国がフセイン政権の打倒を目指すイラク問題について、大使は
ブッシュ政権はすぐに攻撃を開始するような計画を持っていないと
説明。日本政府に対しても「米国は何も要求していない。日本の安
全にとって最も良い決断を期待する」とした上で「日本は米国を最
も親密な友人、同盟国と考えており、イラクや世界の安定の状況改
善に共に努力してくれると思う」と支援への期待感を示した。(共
同)
(了) 020910 1628
[2002-09-10-16:29]