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◇官房長官:イラク問題、姿勢改めさせる国際世論の盛り上げ大事
NAA 4897 : 2002/09/09 月曜日 12:13
福田康夫官房長官は9日午前の記者会見で、米国がイラクの攻撃を検
討しているとの報道が相次いでいることについて、「我が国ができるこ
とは(イラクに)核査察を受け入れさせること。そしてテロを起こす原
因ともなる大量破壊兵器の開発をやめさせ、そういう手段に訴えること
がないように行動すべきだ」と述べた。仮に米国がイラクを攻撃した場
合、日本が軍事協力できる余地は小さいとの見方を示すとともに、イラ
クの核査察受け入れ・大量破壊兵器の開発中止に向け、国際世論を盛り
上げていくことが重要と強調した。
福田長官はイラクが核査察の受け入れを拒んでいる状況では、いずれ
米国がイラクを攻撃するような事態になりかねないと指摘。「我が国は
イラクを攻撃する手段は持っていないわけで、(米国によるイラク攻撃
が)仮に起こったとしても我が国が協力する度合いは極めて限られてい
る」と述べ、イラク攻撃への軍事協力は限定的なものになるとの見通し
を示した。
そのうえで「国際社会が核査察を受け入れさせる方法がないかどうか
。これが根源的な問題だ」と強調。国際社会で世論を盛り上げ、核査察
の受け入れや大量破壊兵器の開発中止などの点で姿勢を改めさせるよう
に、国際社会で世論を盛り上げ、イラクに働きかけていくことが重要と
の認識を重ねて強調した。
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