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米誌ニューズウィーク最新号(9日発売)は、米中枢同時テロを実行した2容疑者が、米連邦捜査局(FBI)の情報提供者を務める在米イスラム教徒のカリフォルニア州サンディエゴの自宅で、2000年秋に3カ月間暮らしていたことが米議会の調査で明らかになった、と報じた。
2人は国防総省に突っ込んだアメリカン航空機に乗り込んでいたハリド・アルミダール、ナワク・アルハムジ両容疑者。中央情報局(CIA)は同年1月にクアラルンプールで開かれたアルカーイダの秘密幹部会議に出席した2人の写真を入手していた。
CIAは別ルートで、2人がアルカーイダのメンバーであることをつかんでいたが、昨年8月までFBIに通報しなかった。このため2人が2000年9月から同年末にかけ、情報提供者宅に滞在したにもかかわらず、FBIは身柄確保できなかった。
2人はその後、サンディエゴで航空機の操縦技術を学んだ。情報提供者はイスラム教施設で両容疑者と知り合い、一緒にお祈りをしたり、銀行口座開設も手助けした。(共同)