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【ワシントン中島哲夫】
ブッシュ米大統領は6日、フセイン・イラク政権への対応についてプーチン・ロシア大統領、江沢民・中国国家主席、シラク仏大統領と、それぞれ電話で協議した。
フセイン政権打倒を「米国の政策」と公言し、軍事攻撃も視野に入れているブッシュ大統領は、3首脳に対して同政権の脅威に対処する必要性を訴えたとみられるが、ホワイトハウスは詳細を公表していない。
ブッシュ大統領は7日、ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドでブレア英首相と会談する。これで米国以外の国連安保理常任理事国4カ国の首脳との協議を一段落させ、12日にはニューヨークの国連総会での演説でイラクの大量破壊兵器問題に厳しく対応する方針を示して国際社会の理解を求める。
【モスクワ町田幸彦】
タス通信によると、ロシアのプーチン大統領は6日のブッシュ米大統領との電話会談で、対イラク武力行使について「国際法上また国際政治面で、根拠に深刻な疑念がある」と伝えた。また、イラク問題では国連安保理決議による承認が必要だと強調した。
【パリ福島良典】
フランス大統領府によると、シラク仏大統領は6日のブッシュ米大統領との電話協議で、イラク攻撃について「国連決議が必要」との考えを改めて強調した。