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【ニューヨーク・タイムズ特約】
国連当局者は5日、98年の最後の核査察以降、イラク国内の数カ所で、核関連の新施設が作られたり、既存の施設が改変されたりしていることを確認した、と明らかにした。民間衛星が撮影した同国内の地上写真を国際原子力機関(IAEA)のチームが分析したという。
同当局者らによると、国連は、イラクが査察を受け入れた場合、数週間内に再開できる態勢にある。だが、イラクが完全に協力したとしても、大量破壊兵器を開発したかどうかの結論を出すには約1年はかかるとの見通しを示した。
核施設の新設と改変については、IAEAの査察チーム約15人を率いるフランス人物理学者のリーダーが指摘した。具体的な場所は明らかにしなかったが、最後の査察時に撮影した当時とその後の写真を比較した結果、分かったという。
同リーダーは新施設について「屋根の下に何があるのか大変興味を持っている。禁じられている活動も行われているようだが、結論を出す材料は何もない」と話した。
(20:26)