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能登半島沖の公海上で見つかった朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)船籍と見られる不審船が、日本の排他的経済水域(EEZ)内を航行していた可能性が高いことが6日、分かった。中谷元防衛庁長官は同日の閣議後会見で、「(海上自衛隊のP3C哨戒機による視認前の情報は)防衛上の能力を明らかにすることになりコメントは控えたい」と述べるにとどまり、航行の疑いを否定しなかった。
また小泉純一郎首相は6日昼、記者団にEEZ内航行の可能性について「(P3Cが位置を)確認できた時には、外れていたんでしょ」と述べた。
複数の政府関係者によると、不審船が発する電波を4日午後傍受したが、この時点では、レーダーなどによる情報によりEEZの内側にいた可能性が高かったという。しかし、正確な位置を断定できないため、防衛庁は現場海域にP3Cを派遣した。同4時2分にP3Cが発見した時には、不審船は能登半島の北北西約400キロを航行しており、EEZのすぐ外側の公海上だった。
福田康夫官房長官は6日午前の記者会見で、政府として不審船がEEZに入ったかどうか確認していないことを強調する一方で、(1)米軍の衛星から情報をもたらされたということはない(2)発見の数日前に首相官邸に情報が入っていたこともない――と説明した。