現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
毒ガスなど貯蔵の米軍施設に身元不明の侵入者 ユタ
2002.09.06
Web posted at: 07:00 JST
- CNN
ユタ州テュール(CNN) ユタ州北部の砂漠にあり、有毒なガスなどを貯蔵したり処分したりしている米陸軍の施設「デザレット化学貯蔵所」から5日午前、「テロリスト」という警報が出た。同日午後の記者会見によると、何者から施設に侵入したという。施設から毒物が漏れるなどの被害はなかった。侵入者の身元はわかっていない。
調査している当局の広報担当によると、警報のサイレンが鳴ったのは、同日午前9時24分。その後、施設内のすべて作業は停止し、職員は待機した。別の広報担当によると、サイレンは何者かが施設のフェンスを越えたことで出たという。
政府高官はCNNの取材に対し「施設内で何か手を加えられたり、盗まれたりしたものはない」と話している。国土安全保障局高官は「さらに情報が必要だ」と話している。
地元テュール郡で緊急事態管理を担当しているウェイド・マシューズさんによると、テロリストに対する警報システムは、昨年の同時多発テロのあと、この施設に設置された。
マシューズさんの話では、警報の「テロリスト」という言葉は、施設に対するテロ攻撃を必ずしも意味せず、ただの侵入の可能性も大きいという。
施設は、州都ソルトレークシティーの北45マイル(72キロ)の砂漠の中にあり、警戒は非常に厳しい。今年初めまで、毒ガス・サリンの処分もしていた。