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【カイロ=松尾博文】
カイロで開いていたアラブ連盟(21カ国・1機構加盟)の外相会議は5日、米国が目指すイラク攻撃に反対する一方、イラク政府に大量破壊兵器をめぐる国連の査察団を受け入れるよう求めることを確認して閉幕した。
会議後に記者会見したアラブ連盟のムーサ事務局長は「イラク攻撃は地獄への門を開く」と語り、アラブ諸国は同連盟を通じて国連や米国と戦争回避に向けた外交努力を続けると述べた。またアラブ諸国は米軍のイラク攻撃に基地を提供しないことを確認したと述べた。
アラブの一部メディアは4日の非公式協議で、米軍への基地提供を示唆したカタールに対し、エジプトやシリアなどが反対したと報じていた。
イラクのサブリ外相は会議後記者団に対し、「国際社会はイラクだけでなく、(核兵器を保持しているとされる)イスラエルにも査察受け入れを求めるべきだ」と述べた。 (23:27)