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★またまたぁ。
米大統領報道官、「イラク政策に政府内の不一致ない」
2002.09.03
Web posted at: 15:09 JST
- CNN
ペンシルベニア州ピッツバーグ(CNN) フライシャー米大統領報道官は2日、イラク攻撃の米政府方針をめぐり、チェイニー副大統領とパウエル国務長官が対立しているとの報道について、「政府内に不一致はない」と強調した。ブッシュ大統領がペンシルベニア州の遊説先に向かう大統領専用機の機中で、記者団に語った。
米政府は、イラクの大量破壊兵器保有疑惑と国連査察拒否をめぐり、軍事行動を検討している。これについて8月末、チェイニー副大統領は演説で繰り返し、フセイン政権が核武装する危険性を警告し、「査察官を受け入れたとしても、イラクが従順になったということにはならない」と語り、国連の査察に否定的な見解を示していた。
これに対してパウエル国務長官は1日、英BBCとのインタビューで、「国連が大量破壊兵器の査察を再開することが先決だ。まずは査察官をイラクに戻し、その結果を待つべきだ。ブッシュ大統領は、査察官が戻るべきだと考えている」と、査察再開の重要性を強調し、副大統領発言と一線を画した。
各国のマスコミが「政府内不一致」と報道した一連の発言について、フライシャー報道官は、「副大統領、大統領、国務長官の立場に不一致はない。違いは何もないのに、(マスコミが)空騒ぎしている」と述べ、米国の対イラク政策の主要目的がフセイン政権打倒だという点について、パウエル長官もチェイニー副大統領も一致していると強調した。
報道官はさらに、イラクのアジズ副首相が、国連査察再開を検討する意向を示したことについて、「イラクは、フセイン(大統領)が隠れ家の防空ごうを移るより頻繁に立場を変えている」と述べ、イラク政府首脳の発言はただちには信用できないと見方を示した。