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ブッシュ大統領流、「ランニングのすすめ」
2002.09.02
Web posted at: 09:38 JST
- REUTERS
ワシントン(ロイター) 30年前、走り始めたのは二日酔い対策のためだった。それ
が今では、対テロ戦争を率いる力の源に――。ブッシュ米大統領(56)が米スポーツ誌
「ランナーズ・ワールド」10月号で、ランニングの習慣がもたらす効用を語っている。
ブッシュ大統領は健康管理に熱心なのは有名で、週6日、3マイル(約4.8キロ)を
21分以内で走るのが習慣。大統領専用機や旅先のホテルにも、常にランニングマシンが
用意されている。
大統領は同誌とのインタビューで、「対テロ戦争が始まってからタイムが上がった」と
話している。「これまでも速い方だったが、さらに集中して走るようになった。それがス
トレス解消にもなっている」「心理的効果は非常に大きい。走っている間は何もかも忘れ
て、タイムと距離、そして汗をかくことだけを考えているからだ」と、大統領は語る。ラ
ンニングには「頭をすっきりさせ」、「若さを保つ」働きがあるという。
同誌によると、大統領がランニングを始めたのは72年。二日酔いの気分を晴らすのが
目的だった。その後、走った後のそう快感に魅了され、酒もたばこもやめて健康的な生活
を送るようになったという。
ランニングの効果は数字にも出ているようだ。8月の健康診断でも、対テロ戦争などに
よるストレスの影響はみられず、「非常に健康」との結果が出た。循環器系は、同年代の
男性の中でも上位1%に入るほどの健康ぶり。安静時の脈拍は44と、マラソン選手に匹
敵する値だった。
同誌は大統領のフォームについて「上半身は完璧だが、腰を前方にあと2度前後傾けれ
ばさらにスピードが出る」とアドバイスしている。
http://www.cnn.co.jp/usa/K2002090200195.html