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ドイツ犯罪局(BKA)の高官、マンフレート・クリンク氏はロイター通信とのインタビューで、イスラム教過激派組織が米同時多発テロが起こった9月11日を、新たな攻撃を行う機会ととらえる恐れがあるとの見方を示した。クリンク氏は、同時多発テロでドイツ国内の関係者などの捜査を指揮した人物。
クリンク氏は「われわれは、9月11日に何らかの特別な計画があることに対しての確固たる兆候を何もつかんではいないが、アルカイダとアルカイダと同盟関係にないグループの双方が、このような攻撃の計画にかかわっていると思っている」と話した。
ドイツは、昨年の同時多発テロの主要な足場となっていた。ハイジャック犯19人のリーダーだったモハメド・アタ容疑者と他の2人の主犯格のパイロットが、ドイツの港町ハンブルクに学生として住んでいたからだ。
クリンク氏は、アラブ系メディアの試算として、約1000人のアルカイダ戦闘員とアルカイダと同盟関係にある過激派イスラム教徒が、アフガニスタンへの一連の攻撃から生き延び、依然として強硬な態度をとっていると指摘。「これらの組織にいる戦闘員は健在で、攻撃を仕掛ける願望も能力も持ち合わせていると思っている」と述べた。
また同氏は、欧州には100人以上のアルカイダのメンバーが住んでいるとみている。