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【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領が滞在しているテキサス州クロフォードの自宅兼牧場の上空付近に8月31日、民間の小型機3機がうっかり接近し、うち1機に対しては米軍のF16戦闘機がスクランブル(緊急発進)をかける騒ぎになった。
ロイター通信によると、大統領が滞在中とあって、この空域には臨時の飛行禁止措置がとられていた。これを「侵犯」した小型機1機がF16戦闘機によって近くのウェーコ空港まで誘導され、別の2機も警告を受けて同空港に着陸した。
3機のパイロットはそれぞれ大統領の警護チームの事情聴取を受け、うっかりミスと分かって放免されたという。
ブッシュ大統領は8月6日にワシントンを離れて以来、クロフォードを拠点に「休み半分、仕事半分」の生活を続けてきた。9月1日にホワイトハウスに戻る。(毎日新聞)
[9月1日19時21分更新]