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【エルサレム海保真人】イスラエル軍は31日から1日にかけて、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区の3カ所で子供2人を含む計10人のパレスチナ人を殺害した。イスラエル軍が活動家暗殺作戦で新たに子供の巻き添えを含む犠牲者を出したことになり、パレスチナ側は反発を強めるとみられる。
イスラエル軍は31日、西岸自治区ジェニン近郊の村トゥバスで、パレスチナの武装集団「アルアクサ殉教者団」の活動家が乗っていたとみられる車を武装ヘリ2機でミサイル攻撃し、パレスチナ人計5人が死亡した。ロイター通信によると、死者には十代の若者2人と子供2人が含まれていた。パレスチナ側の情報によると、子供2人は、偶然、近くに居合わせた10歳前後の男女。このほか7人が負傷した。パレスチナは31日が学校の始業日で、イスラエル軍は西岸の多くの地区で外出禁止令を解いていた。
さらに同軍は1日早朝にも、西岸自治区ヘブロン近郊のユダヤ人入植地近くでパレスチナ人4人を射殺した。軍によると、入植地への侵入計画を察知して待ち伏せていた。4人はワイヤーカッターなどを所持していたという。また、パレスチナ筋によると、同日、イスラエル軍がジェニン難民キャンプに侵攻した際の銃撃戦でも、16歳の少年が射殺された。(毎日新聞)
[9月1日19時21分更新]