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【ワシントン1日共同】
米紙ワシントン・ポスト紙(電子版)は1日、ブッシュ米政権による対イラク攻撃について、早期の開戦はアフガニスタンでのテロ掃討作戦の遂行に支障を来すとして、米軍の作戦計画立案者の間で慎重論が高まっていると報じた。
複数の立案者は同紙に対し「イラクの挑発がない限り、少なくとも1月までイラクへの攻撃はないだろう」との見方を示しており、チェイニー米副大統領を筆頭とする政権内強硬派と米軍の制服組らとの温度差が浮き彫りになっている。
作戦計画立案者らは早期の対イラク攻撃に慎重な理由について、攻撃に踏み切った場合、現在進めているテロ掃討作戦との「2正面作戦」を余儀なくされ、特にアフガニスタンの情報収集活動や特殊部隊の展開に支障を来すと言明した。
具体的には、軍事偵察衛星や哨戒機など情報収集の手段に加え、アラビア語やペルシャ語を話す米特殊部隊員がイラクに向けられるためアフガンが手薄になると懸念している。 (15:47)