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【ニューヨーク30日共同】
昨年9月の米中枢同時テロの際、乗っ取られたユナイテッド航空93便を追跡中の米軍戦闘機が同便に体当たりして空中衝突することでテロ攻撃を阻止する可能性があったことが30日分かった。米ABCテレビが報じた。
戦闘機に乗り込んだ隊員を指揮した米空軍大佐が証言。93便についてはテロ直後、ブッシュ大統領が撃墜許可を出したと伝えられていたが、当時の詳細が明るみに出たのは初めて。
証言によると、ニューヨークの世界貿易センタービルが炎上する最中、米軍当局はニューヨーク近郊からサンフランシスコ行きの93便が首都ワシントンに向かっているとの情報をキャッチ。デトロイト上空で訓練飛行中だったF16戦闘機2機を急きょ向かわせ、同大佐は93便を強制着陸させるよう指示した。
ところが戦闘機はともにミサイルなどを搭載しておらず、乗っ取り犯が強制着陸を拒否した場合「あらゆる方法で攻撃を阻止する」には戦闘機を体当たりさせるしか方法がなかったという。
93便は、戦闘機が至近距離に達する前にペンシルベニア州に墜落した。