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【ロサンゼルス佐藤由紀】ブッシュ米大統領の自宅兼牧場があるテキサス州クロフォードで、市民ら約300人が24日、ブッシュ政権が進めるイラク攻撃計画などを批判する「反ブッシュ集会」を開いた。大統領は前日にも、訪問先のオレゴン州ポートランドで大規模な反戦デモに迎えられたばかり。同時多発テロ以降、高い支持を得てきた大統領だが、イラク攻撃をめぐる批判をきっかけに、人気に陰りが出てきたようだ。
23日付米紙USAトゥデーの世論調査では、イラク攻撃を支持する国民の割合は昨年11月の73%から53%に落ちた。英紙インディペンデントは「(反ブッシュのデモは)イラクの大統領を排除する戦争に、国民がさめている証拠」と論評。クロフォードでの集会の発起人、バート・ジェンセン・テキサス大教授は「(イラク攻撃を)対テロ戦争というのは名ばかり。中東やアジアの産油国へ影響力を行使するための口実だ」と批判した。
大統領は前日、ポートランドで中間選挙で再選を目指すスミス上院議員(共和党)の夕食会に出席した際、「爆弾ではなくブッシュを落とせ」を合言葉に、大統領の宿泊先まで行進する約1000人のデモに直面、バリケードを突破しようとした約500人を警官隊が催涙ガスで阻止し、5人が逮捕された。(毎日新聞)
[8月26日11時51分更新]