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(回答先: Re: これがアメリカの国民IDカードの見本 投稿者 tomo 日時 2002 年 8 月 20 日 17:06:37)
ご懸念のとおりです。今後チップ付きIDカードがパスポート代わりになりますし(今後カードにバイオメトリクス,つまり指紋や虹彩情報が盛り込まれ,一瞬のうちに人の特定をする)日本国内・国外でのATM引きおろしはこれが必要とされます。チップはコンピュータですが、一種の発信装置ですから最終的には衛星からその人のいる位置が特定されるようになるでしょう(GPSに人間が拘束され監視されるのです。イギリス政府は現在すべての車にチップを強制的に搭載しGPSで動きを捕捉する制度を急いでおり,市民団体が反対しています。将来,世界の自動車がこうなるでしょう)。日本国内や海外のどこに移動しようとあなたがどこにいて、あなたがどのような経済活動をした(どのレストランや駐車場,パーキングメータを使ったか、アダルトビデオをどこで何本借りたのかまですべてコンピュータ上記録されます)。電話(固定・携帯)ファックス・電子メールを使うためにはこのIDカードか背番号を使うことが強制されます。あなたのすべての通信はリアルタイムで盗聴・監視され,記録が永遠に保存されることが技術上可能となります。
米英政府(日本含む)、というよりその支配グループの考えていることは以下のようなことです。これは精密に政治日程化されているはずです。この政治日程を推進している機関の組織のうちの一つはWTO(国際貿易機構)です。彼らが新条約批准を通じて推進しているのが物品ではなく、すべてのサービス分野における自由化です。特に,教育(学校),ヘルスケア(病院),上下水道,郵政,通信,交通(道路・空港・鉄道)などの全面自由化です。日本の文脈でいえば,米欧多国籍企業が日本の社会インフラを買収することができるようにしようというのです。たとえば日本の高速道路など欧米の巨大資本グループが買収することができるようにするためです。彼らに買われたら永遠に通行料金は有料化で,しかも値段はあがります。各国政府もそうなのですが、日本政府もこの新しい貿易自由化協定の批准を秘密裏に進めています。米英支配層の意向を受けた小泉氏が道路公団民営化委員会に猪瀬直樹氏を投入した理由がここにあるのです。新しい自由貿易協定の批准が政治日程上決められており,それにどうしても間に合わせなければならないため小泉氏は必死にこれをやり遂げようとしています。サービス分野が貿易自由化されると,外国企業が日本国内と母国および,世界各国でのサービスを共通させるため、世界の人々が一人一つの認識番号が必要とされるのです。
さて,米英の支配的パワーエリートの構想は以下のようなものです。
1NAFTA(北アメリカ南アメリカ全体をカバーする自由貿易協定)を基礎として西暦2005年をメドに南北両アメリカ諸国でAmericanUnion(AU)をつくる。(新しい共通貨幣を発足させるかドルを共通貨幣とする。)この間各国で国民に総背番号が与えられ(アルゼンチンなど含めすでに多くの国がそうなっている),各国で国民IDカードが強制されていきます。
2.ASEANを基礎に西暦2010年をメドにアジア諸国間でAsianUnion(AU)をつくる。新しい共通貨幣を発足させる。この間各国で国民IDカードが強制されます。
3.既に発足したEUでは既に共通貨幣が登場しています。現時点,所要ヨーロッパ諸国では既に国民が総背番号化されていますが、さらにイギリス政府を中心に国民IDカード制度が準備されています(市民が反対しています)。
4.西暦2015年をメドに上記EU,AU,AUが一つにまとめられ,一種の世界政府が樹立されます。この段階で各国の市民の背番号がグローバルに横断的に統一化されます。つまりユニ・コード(UniCode)化されます。共通の枠組みの中で世界の人が一人一人独自の背番号を割り振られるのです。そして,データベースが共通化され,世界政府を名乗る組織の一つの大型コンピュータでデータ管理されます。膨大は個人情報がすべて,一つのコンピュータに入ります。グローバルIDカード(チップ付き)携行ないしチップの体内埋め込み(囚人、軍人、警察職員や新生児,世界の貧しい国の人々を中心に)が強制されます。この段階では貨幣単位が共通化されます。しかし世界はすべて電子マネーとなっており,現金は廃止されているでしょう。つまり,キャッシュレス世界で,経済活動のすべてがIDカード以外不可能となり、どこで何を買ったのかすべて記録されます。
このように、世界の人々にはすべて一人一人独自の背番号がつけられ,チップの携帯か体内埋め込みが強制され,電信・電話・電子メール・ウェッブサーフィン活動はすべて読まれ、また衛星で今どこにいるか監視され,経済活動はすべて監視記録されます。
プライバシーは一切なくなり、人類全体がコンピュータというすべてをお見通しの「神の目」によって管理されるのです(お手元に米国1ドル札をおもちの方は裏返してみてください,そこにピラミッドが描かれていますよね。その頂点に目が描かれていますね。これが管理・監視コンピュータのシンボルと考えてください。実際,今回のこのアメリカの国民IDカードの見本の表面にはこのピラミッドと目が描かれていますよね,今一度確認してみてください。このシンボルが実際使われる可能性は決して低くないです)。
日本で今進められている住民基本ネットの総背番号制は実は,こうした長期かつグローバルなプロジェクトの基礎固めなのです。
ですから,せめて日本国民は米英の政府を支配する権力エリートたちのこの,人類をすべて監視・奴隷状態におく醜悪で非人間的な構想の犠牲にならないため,住基ネット制度を廃止に持ちこむ必要があります。これさえ廃止にできれば、グローバル背番号制からとりあえずはずれることができます。ただ,これでは弱いので,つまり日本だけが独立した動きを取ることは 経済がこれほどグローバル化した状態では困難ですので、日本が彼らの奴隷的プロジェクトに対抗する,つまり,惑星のすべての市民の自由と平等と民主的政策決定手続きを守る構想を打ち出し,手始めにアジア諸国を見方に引き込んでいき,アフリカその他の諸国の支持を取り付け、米英パワーエリートの動きを牽制し克服する積極的な行動に出る必要があります。一国平和主義ではだめです。自由で平和に暮らせる社会モデルやその運営方程式をガンガン海外に輸出する積極平和主義にたたなければなりません。
これができるのはかろうじて,世界で、ぎりぎり日本だけなのです。惑星の人類と(米英的文明観に破壊されている)エコシステムを守るという日本の人々の使命は巨大なものがあります。日本の人々は立ちあがらなければならないのです。
みなさま。まずはチップ付きIDカードの基礎となる住基ネットによる日本人の総背番号制度を廃止に持っていくことがすべての手始めです。これは絶対,絶対,絶対,絶対,阻止する必要があります!