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昨年9月11日の米中枢同時テロから間もなく1年。事件の象徴ともいえるニューヨークの世界貿易センター(WTC)ビル崩壊の全容をとらえたビデオが、“封印”を解かれて9月10日に米国、12日に日本で、それぞれ緊急発売されることになった。
ビデオは米3大ネットワークのCBSテレビが製作した「9.11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実」(パラマウント ホーム エンターテインメントジャパン、130分、税別8000円)。新人消防士のドキュメンタリーを制作していた同テレビのスタッフとフランスのドキュメンタリー作家、ノード兄弟が遭遇したWTCへのテロの一部始終を命がけで収めたものだ。
ビル崩壊寸前の衝撃場面、崩壊後の棟内の様子や消防士たちの懸命な救出活動…。舞い上がった煙や粉塵(ふんじん)などで真っ白になった世界でけが人を探す声、泣き叫ぶ声がこだまし、人々が血を流しながらさまようなど、映画などの核戦争後をも思わせるシーンが次々と…。
映像の一部はニュースとしてテレビでも放送されたが、「大部分は衝撃すぎて、関係者への配慮から“封印”されていたもの。1年がすぎ、追悼の思いも込めて発売に踏み切った」(パラマウント担当者)という。
このビデオ映像に関係者のインタビュー(58分)がついたDVD版(税別3980円)も10月25日に発売される。
「あの衝撃の事件が起こった瞬間をとらえた驚くべき歴史の1ページ」(ニューヨーク・タイムズ紙)といわれる同ビデオ。まさに人類の記録として残すべき1本かもしれない。(夕刊フジ)
[8月20日12時9分更新]