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http://www.asahi.com/international/update/0819/010.html
米、不快感表明 独首相「対イラク戦不参加」発言
イラク攻撃にドイツは参加しない」と発言したシュレーダー首相に、ブッシュ政権から不快感を表明した親書が届いた。ドイツは米同時多発テロ以来、米国に「限りない連帯」を表明するなど緊密な対米関係を維持してきた。米国からの公式の不満表明も異例だが、発言の真意をめぐる憶測も飛んでいる。
米ニューヨーク・タイムズ紙によると、米国のコーツ駐独大使が今月上旬、独首相府を訪れ、首相府高官に親書を手渡した。詳細は明らかにされていないが、同紙は「同盟国に相談していないことを非難するのは愉快でない」と語る米政府高官の言葉を伝えた。
「対イラク戦不参加」は首相が今月５日、党首を務める社会民主党（ＳＰＤ）の集会で語り始めた。９月２２日の連邦議会総選挙に向けた演説で首相は、９１年の湾岸戦争で多額の財政支援をしながら重要な国際決定にはつまはじきにされたとコール前政権を批判。「小切手外交」からの絶縁も宣言した。
「一部の金持ちに小市民が搾取されている米国経済は手本にならない」とも語り、こうした言葉が米側の神経を逆なでしたらしい。
シュレーダー首相は１８日、独ラジオで、バルカン半島などの国際部隊での独連邦軍の貢献を挙げて「ドイツが非難される理由はない」と米の不満を一蹴（いっしゅう）した。だが、シュレーダー発言には国内にも批判がある。
野党、キリスト教民主・社会同盟（ＣＤＵ・ＣＳＵ）は、ＳＰＤが支持者を取り戻すための選挙キャンペーンとみている。平和運動団体は、クウェート駐留を続ける独連邦軍の特殊装甲車６台と兵士約５０人が、イラク攻撃を前提とした米への協力の証しではないかと疑う。
各世論調査では、市民の７〜９割がイラク攻撃に反対している。ＳＰＤの勢力挽回（ばんかい）のために世論受けを狙ったのか。それとも「ドイツの道」（シュレーダー氏）を貫くのか。総選挙で有権者が判断することになる。 (23:27)
コメント：久々に痛快な記事に出会った気がします。だって小ブッシュのこの発言って、二重の意味で笑えるので。
いいのかね〜「ドイツ参戦」に「不快感」を示したりして？歴史に何も学んでいない低脳低学歴なのか、それとも既にイスラエルのシャロンと「ドイツ参戦に文句は言わない」と密約でもできてるのかね？
対イラク攻撃にドイツが参戦するってことは、イスラエル国境までドイツ軍が接近するって可能性を意味してるんだよ！ヒトラーが集会で盛んに使い、自らも崇拝していたという理由でいまだにワグナーの楽曲を演奏したり放送したりするのを原則禁止しているほどのドイツアレルギーのイスラエルの近くにドイツ軍が公然と進駐するのをかの国の民たちが平然と座視すると思うかね？下手したら、ブッシュお気に入りのシャロン政権が「内圧」でひっくり返るかもしれないよ。
それとも、ナチスドイツのユダヤ人虐殺は、従来言われてる程多くなかったのは公然たることで、イスラエル政府も国民もそれほどドイツ軍の進駐には抵抗がないってことかね？
もし前者の見方が正しければ、小ブッシュは歴史の教訓を何一つ理解できないアホということになり、従来の「米国＝正義、ナチスドイツ＝悪、ユダヤ人＝かわいそうな犠牲者」という価値観を「植え付けられた」一般米国民の反感を買うことは必至だ。いくらお人よしの米国民でも、学齢に達した幼児程度であってもこれは奇異に感じブッシュのやり方に疑問を抱き始めるぞ。
もし後者の見方が正しければ、これまでの反ナチス反ホロコーストプロパガンダが根本から崩壊しかねない。ユダヤ人やイスラエル国家への同情や共感が世界的に雲散霧消しかねない危険をはらむことになる（それともイスラエル国民は既にドイツのことを「寛大にも」許したから、その軍が国境に迫っても別に非難はしないとでも言い逃れる気か？）。親イスラエルの米国内でも、「ショアビジネス」（ユダヤ人虐待の悲劇を売り物とするビジネス）に今後相当師匠をきたすのではないかね？
どちらにしろ、今回の小ブッシュ政権の発言は、あまりに軽率な「ヤブヘビ」といわざるを得ない。誰か注意したり、たしなめたりするご意見番はいなかったものかね？（それならば問題はより一層深刻ということだ）
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。